iDeCo制度の改正ポイントと活用方法~NISAとの違いも解説
横川楓さん
セミナーの依頼などにあたって、「NISAと一緒にお話ししてください」という形で話題にあがる機会が多いのが、iDeCo(イデコ)です。年金制度において、1階の国民年金(基礎年金)、2階の厚生年金に加え、3階部分にあたる私的年金のiDeCo。12月から制度が改正され、さらに変更に向けて検討が進んでいます。 * * * iDeCoは、自分で掛け金を拠出し、自ら運用して資産を作る年金の制度です。基本的には20歳以上65歳未満の方が加入できます。 公的年金へ上乗せするために、個人が積み立てる「自分で運用する年金の制度」なのですが、実際はどんな仕組みかはよくわからない、という方も多いのではないでしょうか。 そんなiDeCoは、制度のアップデートが続いています。 「iDeCo、加入年齢の上限引き上げへ 厚労省審議会で意見まとまる」(11月9日配信、朝日新聞デジタル) 公的年金への上乗せ目的で個人が積み立てる「iDeCo(イデコ)」について、厚生労働省は、加入対象年齢を、現行の上限65歳未満から70歳未満に引き上げる方針だ。長期的な老後の資産形成を後押しするねらい。拠出金額も引き上げたい考えだ。 ■iDeCoのメリット・デメリット iDeCoにはいくつかの特徴があります。まずメリットとして、(1)掛け金全額が所得控除対象、(2)運用益非課税、(3)受取時にも税制優遇がある点が挙げられます。 一方で注意点としては、(A)60歳まで原則引出不可、(B)口座維持手数料発生、(C)毎月最低5000円以上の拠出が必要といった制約があります。
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